金沢大学歌う会OB会

白露

9月になりました。芸術の秋ともいいますが、楽器を変わった切り口で紹介します。

楽器の音を騒音計で計った場合のうるさいワースト3はドラム、ピアノ、サックスだそうです。ここではサックスを取り上げます。

サックスはクラリネットを改良して作られた新しい楽器ですが、クラシックの交響楽のメンバーになっていません。サックスが登場したとき、すでに交響楽の概念が固まっていて、居場所を作ることができなかったためと言われています。加えて音がバカデカく隣の奏者に迷惑です。

ハーレムノクターン

サックスの独奏曲としては最も有名です。黒人街の夜想曲という意味で、haremとはスペルが違います。ややこしくなったのは、この曲でストリッパーの真似をした由利徹のせいで、加藤茶も同じような芸をしましたが、使ったのはこの曲ではなく「タブー」という曲です。

ピンクパンサーのテーマ

サックスの種類ですが、よく使われるのは写真の右からソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4つです。この曲はサックスだけの四重奏です。

星条旗よ永遠なれ

サックスは吹奏楽にはよく使われます。この演奏はサックスだけの大編成で、リズム楽器を加えていませんが、サックスだけでここまでやれるかという感じです。

ハチャトゥリアン 組曲「ガイーヌ」から「剣の舞」

ゲスト楽器として個性の強いシロホンとサックスを使っています。サックスはシロホンとトロンボーンの掛け合いのあと登場します。50秒後です。